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★外海巡礼コース★
遠藤周作文学館
遠藤周作は東京都出身の作家で、作風はキリスト教、特に17世紀の日本の史実・歴史文書についての作品を多く手がけています。
長崎は江戸時代初期に行われた「キリシタン弾圧」の歴史を持つ町で、この長崎市外海区こそキリシタン弾圧により多くの方が亡くなりました。
この外海が出てくる作品は「沈黙」
第2回谷崎潤一郎賞に輝いた後、世界13ヶ国語に翻訳されグレアム・グリーンをして「遠藤は20世紀のキリスト教文学で最も重要な作家である」と言わしめたのを始め、戦後日本文学の代表作として高く評価されています。
1971年に篠田正浩監督に、2016年マーティン・スコッション監督により映画化されました。
外海区は美しい海に囲まれ、海に涼む夕陽を見に多くの方が訪れます。
私自信、「沈黙」の作品は中学時代の読書感想課題本として学校から渡され、読んだ記憶がありますが、毎回読む度にとらえ方や感想が違う名作です。
ロドリゴ神父とキチジローに自分を重ねて読んでしまう、そんな作品が完成するにあたり、遠藤周作の直筆の原稿など、数多くの資料が展示されています。
ぜひ、作品に触れてみてください。
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